SOUND LOGO JAPAN

コーポレートサイト  

CREATIVE DIRECTION / COPYWRITING2021

サウンドロゴを作るチーム「サウンドロゴジャパン」のクリエイティブを担当しました。
サウンドロゴは、音でブランドらしさを伝える大切な存在です。しかし、サウンドロゴは、広告制作の現場ではまだまだ重要視されておらず、CMのたびに変更になったり、慌てて作られることが多いといった現実があります。このサイトでは「サウンドロゴ」と「サウンドブランディング」の魅力やポテンシャルを知ってもらうために、読み物のような構成にしました。
かっこいいイラストは、MACCIUさんです。



[ 制作ノート ① | サウンドロゴについて ]
このページの構成を考えるにときにイメージしたターゲット像があります。それは、「サウンドロゴの必要性や重要さをまだ理解できていない『上司』」です。もし、このサイトを上司にプレゼンしたとして、サウンドロゴ制作の「りん議」を通せるだろうか?…ということを考えながら制作しました。日々、数字や売り上げと向き合っている上司に対して、感情面ばかりにアプローチしても説得することはできません。そのため、意識的にファクトやデータを交えながら「サウンドロゴがなぜ大切なのか」ということを論理的に伝えられるような構成にしました。


[ 制作ノート ② | サウンドブランディング ]
このサイトでは、サウンドロゴだけでなく、「サウンドブランディング」についても提案しています。これまで「ブランディング」というと視覚的なものが中心で「音」は、ブランド要素として扱われていませんでした。しかし、「ブランド」が発するものは、視覚的なものだけではありません。プロダクトから流れる音、店内で聴こえるBGMなど、ブランドが発する「音」は多くあります。「ブランド×音」の機会をイラストにし、ブランド戦略に音を組み込む必要性を感じてもらえるような構成にしました。


[ 制作ノート ③ | サービスと提案 ]
CMの企画を考えるときは通常、コピーライター(言葉の専門家)や、アートディレクター(絵作りの専門家)などの異なる分野のクリエイターがアイディアを出し合いながら考えます。企画段階から「音の専門家」が入ることで、アイディアがさらにスケールします。この新しいチームワークについて提案しています。

制作過程については、代表の樋口さんがこちらでもお話ししています。

クレジット

CLIENT : サウンドロゴジャパン(オフィス樋口)
CREATIVE DIRECTOR : 樋口太陽、石川朱音(つむぐ inc.)
LOGO DESIGNER : 近藤洋一(株式会社つと)
ART DIRECTOR / WEB DESIGNER : 吉田朋史
WEB CODER : 野口祐希
ILLUSTRATOR : MACCIU